キンキーブーツ(2005)

きんきーぶーつ|Kinky Boots|Kinky Boots

キンキーブーツ(2005)

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レビューの数

26

平均評点

75.1(243人)

観たひと

427

観たいひと

53

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ イギリス
製作年 2005
公開年月日 2006/8/26
上映時間 107分
製作会社 ハーバー・ピクチャーズ
配給 ブエナ ビスタ
レイティング
カラー カラー/シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット
メディアタイプ
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

倒産寸前の靴工場を再建するために、保守的な町で苦難を乗り越えながらドラァグクイーン専用ブーツを作る、実話に基づくハートフル・ストーリー。監督は、本作が映画初監督作となるジュリアン・ジャロルド。出演は「スター・ウォーズ」シリーズエピソードII&IIIのジョエル・エドガートン、「堕天使のパスポート」のキウェテル・イジョフォー、「カレンダー・ガールズ」のリンダ・バセット。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

突然の父親の死で、倒産寸前の田舎町ノーサンプトンの靴工場を相続したチャーリー(ジョエル・エドガートン)。どうにもうまくいかずロンドンでやけ酒をくらった帰り道、からまれている美女を彼が助けようとするが、一発でのされ、逆に彼女に助けられる。しかも、彼を助けた美女は、実はドラァグクイーンで男のローラ(キウェテル・イジョフォー)だった。彼女は足に合わないセクシーブーツに悩まされながらも、毎晩華やかなステージを繰り広げていた。ノーサンプトンへ帰り、日に何人も職人たちを解雇するチャーリーに、クビになったローレン(サラ=ジェーン・ボッツ)は、他社の社長はただ座って嘆かずに、乗馬靴や登山靴でニッチ市場を開拓していると叱咤する。目を覚ましたチャーリーは、彼女を臨時顧問に任命。その夜、ローラのクラブへ行き男性の体重を支えられるドラァグクイーン御用達のキンキーブーツの市場価値を尋ねると、ドラッグクイーンたちの好反応に市場開拓の感触を得る。チャーリーのもとへ、ある日、待ちきれないローラが乗り込んできた。職人たちの好奇の目に怖気づくチャーリーを尻目に、彼女はデザイン画をしたためる。そのデザインは驚異的な美しさとシルエットを持つ、究極のキンキーブーツだった。チャーリーはローラを靴工場の専属デザイナーにする。工員たちの失笑を買いながらもふたりは試作を重ねるが、ある時、父親が生前、工場の売却話を進めていた事実を知る。しかしチャーリーの出した答えは、売却ではなく、全生産ラインをキンキーブーツ一本に絞り、一ヵ月後のミラノの見本市に工場の命運を賭けることだった。そして、工場がミラノに向けてフル稼働する中、事件は起きた……。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2006年10月上旬特別号

劇場公開映画批評:キンキーブーツ

2021/04/20

2021/04/25

80点

レンタル/三重県/TSUTAYA/白揚 笹川店/DVD 


ドラァグクイーン役の歌声も素晴らしいが、仕草、動きが自然な形で表現されててさすがでした。実際の工場はどうなったのかも気になりますが、作品としてはハッピーエンドがやっぱり良いですな。

2021/04/10

2021/04/10

75点

テレビ/有料放送/FOXMOVIES 
字幕


これDVD持ってるんだけど

CS放送で再見。
気持ちのいい映画である。
自民党のジジババ議員先生には理解が及ばない世界なのだろうが。
人が自由に生きようとするのを邪魔する権利は政治家にはないって事を学んでくれよ。

2021/03/04

2021/03/05

60点

テレビ/有料放送 

父の伝統的な靴屋を継いだ途端、父が亡くなり、蓋を開けると非常に厳しい経営状況であった事がわかり、新しいビジネスモデル展開に挑戦する実話をベースとしたストーリー。
ただ、展開に説得力がなく、何をしているのか、主人公が何を考えているのかが見えにくくて感情移入できない。
特に婚約者と別れたあとにゲイの自分を助けてくれたデザイナーにひどいことを言うシーンは、ちょっと理解に苦しむし、ミラノのショーから電話でゲイにヘルプするシーンも何も響かない。

2019/07/13

80点

選択しない 


ベタさを強みにしてます☆

ジャンルはコメディということですが、結構シリアスな作品でした。
結末が読めると批判的評価をされる方も多い作品ですが、既成概念から諦めることの愚かさを描写した良い作品だと私は思います。
急な父親の死で靴工場を受け継いだ息子チャーリー(ジュエル・エジャートン)が倒産寸前の会社を立て直すまでのサクセスストーリーになってます。

父の会社は一生ものになるような伝統的な紳士靴を作る老舗靴メーカー。
伝統的な靴だけに、一見するとどこにでもあるものと感じてしまいがちです。言い換えれば個性がない。そんな閉塞感ある状況を打ち破っていくアイデアは非常に楽しめました。

本作の見所はなんと言っても、キウェテル・イジョフォー扮するローラの存在。服装性倒錯者として偏見を持たれてたのですが、この類いの人への既成概念が振り払われた時の描写が良いです。
関西弁で言うところの「やってみなはれ」精神が本作には込められてると思います。

また長年、この工場で働いてきた職人気質も面白い。ツンデレ的なキャラクター像は嫌いではありません。

ベタベタでありがちなストーリーの展開でしたが、ミュージカル作品へと変貌を遂げたのも頷けます。テンポの良さが素晴らしかったです。

2019/05/05

2019/05/05

75点

VOD/U-NEXT/レンタル/PC 


王道

倒産しかけた会社を立ち直すために風変わりな助っ人の力を借りながら奇策を用いて奮闘する中で人間としても成長していく主人公、とかなり典型的な王道ストーリーではある。チャーリーとローレンのラブストーリーも無理やりねじ込んでる感じがして、中間を飛ばして唐突に結ばれた印象が否めない。
とはいえ、全体的には王道の良いコメディドラマであることは間違いなく、王道は面白いからこそ王道なのだと改めて感じる。

2012/01/04

2019/02/14

75点

テレビ/無料放送 
吹替


すき間ニーズの開拓。

ジュリアン・ジャロルド監督による、ハートウォーム・ムービー。
主人公のチャーリー(ジョエル・エドガートン)は、田舎町にある靴工場を相続するが、
経営難で倒産寸前だった・・・。
ある夜、絡まれる美女を助けようとするが、逆に美女に助けられる。彼女は、
実はニューハーフのローラ(キウェテル・イジョフォー)だった・・・。

(キンキー・ブーツは、女性用の(黒)革の長いブーツ)
(見どころは、靴の新作発表会のショーで、キウェテル・イジョフォーがやってくれます。)